女性部下の性格を見極める

サイトについて

私は都下の総合病院に勤務する看護師です。入職して25年ですから、人からはベテランと見られている(と思います)看護師です。若い頃は、上司にあたる医師や先輩看護師とのつきあい方に悩み、結婚後、出産を機に休職をして、復職の機会に転職をした経験があります。今は若手看護師の指導をする立場ですが、自分自身の経験がありますからできるだけ上手く付き合っていけるように努力をしています。これは一般の会社でも同じことですから、一般の会社でもある上司と部下のつきあい方という形態で紹介サイトを作りました。

性格を見極めて

性格を見極めて

会社という組織の中では、自分の立場や役割といったものは、なかなか俯瞰してみることができません。そのため、特に女性社員は「小さな仕事しかさせてもらえない」、「やりたい仕事ができない」などの不満が生まれます。そこで、上司のあなたには、自分がマネジメントしている部門とその女性社員の関係を中心にした「組織図」を作ることをオススメします。

「組織図」の内容

「組織図」には、メンバーの「名前」や「年次」「強みや人となりを表したキャッチフレーズ」を記入し、さらに「上層部や関係する他部署」「取引先」「パートナー企業」「社内の契約社員」「派遣社員」「外部スタッフ」など、日常的にやりとりのあるメンバーを書き込んで完成させます。こうしてできあがった「組織図」を女性社員たちに見せながら全体像を理解させることで、自らの役割を強く認識させることができるでしょう。

女性社員の性格を見極めてタイプ別に対処を

女性社員との人間関係を円滑にするには「組織図」で社内における役割を認識してもらうことも重要ですが、個々人の性格を見極めて、そのタイプ別に対処をしていくということも考えた方がいいでしょう。以下にタイプ別の性格をご紹介します。
・キャリア系女性・・・管理や指導は、男性社員と同じでいいですが、組織軸寄りの考え方ができるタイプなので、上司と同僚との板挟みになりがちで、人間関係においてストレスを抱えてしまいます。上司は、そんな部下の悩みや話しを聞いてあげ、適切なアドバイスができればいいですね。
・ドリーム系女性・・・現実の見えていないドリーム系女性は、自己相対化能力が弱い傾向にあります。そのため、常に自分は正しく、周囲が間違っていると思い込みがちで、上司の言葉に耳を貸しません。こういったドリーム系女性には、上司よりも、彼女が心を開いている先輩女性などから、やんわりと注意してもらうのがいいでしょう。
・セパレート系女性・・・プライベートを大切にしながら、仕事にもプライドを持っているセパレート系女性は、曖昧な指示を嫌います。そのため、契約に基づいた業務内容を確認し、できたときは褒める、できなかったときは叱る、といったメリハリが大切です。
・ロマンス系女性・・・仕事のモチベーションが低く、結婚を意識して会社に来ているため、職場で公私混同を始めたら注意しましょう。仕事中、頻繁に私用電話や私用メールをしていたり、おしゃべりばかりしていて仕事が進んでいない場合は、しっかりと注意することが大切です。注意を怠ると、ほかの女性社員から「どうしてあの子を注意しないのか?」といった不満が出る恐れがあります。ただ、入社当時はロマンス系女性であっても、仕事をする内にキャリア系女性になる場合もありますので、変化の兆しを見逃さないようにしましょう。