褒めて伸ばす!女性部下の指導法

サイトについて

私は都下の総合病院に勤務する看護師です。入職して25年ですから、人からはベテランと見られている(と思います)看護師です。若い頃は、上司にあたる医師や先輩看護師とのつきあい方に悩み、結婚後、出産を機に休職をして、復職の機会に転職をした経験があります。今は若手看護師の指導をする立場ですが、自分自身の経験がありますからできるだけ上手く付き合っていけるように努力をしています。これは一般の会社でも同じことですから、一般の会社でもある上司と部下のつきあい方という形態で紹介サイトを作りました。

女性は褒められて伸びる

女性は褒められて伸びる

部下は叱って育てるというのは現在では主流ではありません。部下を褒めて育てる、特に女性部下は褒めると伸びると言われています。女性部下の「褒め方」の5つのポイントをご紹介します。

必ず相手の目を見て、体を相手に向ける!

これは基本的なことなのですが、実はできていない男性上司が意外と多いのです。女性社員は、相手が自分に関心を持っていくれているかどうか、とても気にしています。そのため、褒めるタイミングで、パソコン作業をしながらや、他の作業をしながらなどの「ながら褒め」をしてしまうと、逆に女性社員からの信頼を失ってしまうことになるかもしれません。女性社員を褒めることは大切ですが、その伝え方が間違っていないかを見直してみましょう。また、握手やハイタッチなどを交えて褒めることも相手によっては効果的です。ただこの場合は、過剰な接触によりセクハラになってしまわないように注意しましょう。

気が付いたときに「すぐ」褒めること!

これも苦手な男性が多いようですが、女性社員を褒める場合は、気が付いたときに「すぐ」褒めることが大切です。
「あの時はよく頑張ったね」と後から言われるよりも、頑張っているときに褒めてもらうことで、心の支えとなり、仕事への意欲を高め、関係性を強くするようです。気恥ずかしさや、言葉がみつからないといった理由で、部下を褒めるタイミングを逃していませんか。

結果だけでなく、プロセスも!

目標を達成できたなどの結果だけを褒めるよりも、「成長したプロセス」を評価することで、女性社員は上司から気にかけてもらっていると感じ、安心することができます。

目に見える成果だけでなく、そこに至るために試行錯誤して継続しているプロセスを深く見つめること。そして、節目節目でその努力や工夫を称賛し続けることが重要である。

引用:IT Leaders

IT Leaders画像

そのことで、より力を発揮できる人も多いようです。とくに、仕事の結果が分かりずらいアシスタント職や、成果が出ずに伸び悩む女性社員にとっては、有効な褒め方と言えます。

数値よりも、「感情面」を中心に!

人との優劣や、結果的な数値で褒めるよりも、「君のお陰で助かったよ!」「○○さんも喜んでいたよ!」などと、その社員が誰にどう貢献し、誰がどう喜んでいるかなど、具体的なエピソードを中心に褒めると、女性社員は相手との「協調」を感じられて嬉しくなるようです。営業成績を競うような職種では、数値で比較して褒めるよりも「会社にどのような貢献をしたか」「お客様の役に立てたか」などの感情的な面から褒めるといいでしょう。

何かを貰ったときには必ず褒める!

女性社員の場合、職場への気遣いとして「お菓子」や「料理」を作り振舞うことがあります。このとき、うっかり忘れてしまいがちなのが「ありがとう」というお礼や褒め言葉です。男性の場合、無自覚な人が多いようですが、感謝の気持ちと料理への賞賛をするよう心がけましょう。