女性部下との雑談からのコミュニケーション

サイトについて

私は都下の総合病院に勤務する看護師です。入職して25年ですから、人からはベテランと見られている(と思います)看護師です。若い頃は、上司にあたる医師や先輩看護師とのつきあい方に悩み、結婚後、出産を機に休職をして、復職の機会に転職をした経験があります。今は若手看護師の指導をする立場ですが、自分自身の経験がありますからできるだけ上手く付き合っていけるように努力をしています。これは一般の会社でも同じことですから、一般の会社でもある上司と部下のつきあい方という形態で紹介サイトを作りました。

雑談でコミュニケーションを

雑談でコミュニケーションを

上司が部下との信頼関係を築いていく手段はコミュニケーションです。部下とのコミュニケーション密度を高めて信頼関係を築く3つのポイントをご紹介します。

上司からの働きかけ

あなたは、「あいさつは部下からするもの」と決めつけていませんか?確かに、年齢的にも、立場的にも、若輩者である部下から上司に挨拶するのが当然です。しかし、若い部下たちは、歳の離れた上司にどう接すればいいのか躊躇してしまうことが多いようです。挨拶一つするのにも緊張してしまうものです。それなのに上司が、「あいさつは部下からするものだ!」と決めつけて無視していると、部下は上司から嫌われているのではないかと感じ、必要以上に委縮してしまい、心を閉ざしてしまいます。そこで、小さなこだわりを捨て、出退社時には上司の方から声を掛けるようにしましょう。そうして、部下が上司とのコミュニケーションを受け入れるベースを作ってあげるのです。ささいな行き違いで、上司と部下の間に溝を作っているケースが往々にしてありますので気を付けましょう。

雑談を大切にする

仕事以外の話をすることで、部下との親近感を高める効果があります。心理学によれば、「自己開示」と「好意」には、相対性があり、自分のプライバシーをオープンにすることによって、相手が好意を持ってくれ、そのことにより相手も自分の胸の内をオープンにしてくれる効果があると考えられているのです。若い部下たちは、上司の仕事以外の顔を想像できず、「上司は何が楽しくて生きているのだろうか?」と不思議に思っています。そこで、上司の方から自分の趣味や家庭の様子などを話すことによって、部下の想像できない上司の一面を見せることができます。このことにより部下たちは、上司にも人間的な面があることを知り、親近感を抱きやすくなります。そうすれば、少しずつ本音を明かしてくれるようになるでしょう。

仕事モード以外の場を利用する

雑談の場所としては、喫煙ルームや社内の休憩コーナーなど、リラックスできる雰囲気がいいでしょう。飲み会や社員旅行などの機会を利用するのもオススメです。どうしても部下にプライベートを話すのが苦手だという人は、「チェック・イン」という手法を使ってみましょう。これは、会議や打ち合わせなどに入る前に、「週末の過ごし方」など、仕事とは無関係のテーマを上司が提示し、それについて一人一人が1~2分程度雑談をするというものです。これによって、場の空気が和み意見が活発に出るようになるでしょう。